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2008.11.17 (Mon)

降臨、黒の天使

……本当はこれ、書いてたのかなり前なんですよ。

ただ、グロかったしオリキャラ入ってたから放棄してました。
それでもだいぶ変えたけどね……

と、いうわけで注意書き。

・ちょっとグロイです。
・オリキャラです(美代もそうですが、それ以外の子も出ます)
・すごい暗い。
・これ一番重要です。ピット以外の美形四人衆には期待しないでください。
だって何もやってない

そんなの嫌じゃいって人はみないことをお勧めします。
ではでは、どうぞ。

【More】





はるか空の上、天空界。

そこに漂う、ひとつの小さな闇。

精神的な、負の意思の塊。それが、闇だった。

闇は霧のように実体を持たず、人の心に憑き、そのものを滅亡させる。それが、彼にできることだった。
その力を使い、闇は悪魔たちに協力していた。

自分の快楽を、求めて。


神殿の上にたたずみ、天使たちを見下ろす闇。
ちょうど視界を、二人の天使が横切る。

茶髪に白い羽のパルテナ親衛隊長、ピット。
赤毛にオレンジ色の羽の少女、アイシャ。


「じゃあ、ピット隊長。また後で!」

「隊長ってつけなくてもいいってば! 後でねっ!」


アイシャが、駆けていく。
ピットはアイシャに手を振っていた。

闇はよく、天空界に来ていた。そしていつも、ピットを見ていた。
仲間がいて、いつも明るくて。孤独な存在だった闇にはうらやましく、憎かった。
闇は悪魔に協力していたが、どちらかといえばこき使われていた。


(……あいつ、目ざわり……殺したい)


自分と、彼の違い。
それを考えると、憎しみがわいてきた。


「……ん?」


ピットが、闇のほうを向く。
ピットは、闇に気づくとすぐに弓を構えた。

闇は、あわてなかった。
実体を持たない存在の自分に、攻撃が当たると思っていなかったからだ。

ピットが矢を放つ。まったく動じない闇。
しかし、ピットの放った矢は闇に突き刺さり、矢は消える。


(っ!?)


「君……何なの? 悪魔?」


ピットが闇を見据える。

闇は、驚いていた。自分にダメージを与えたピットに。


(あいつ、結構強い……
そうだ、あいつを利用しよう。あいつの身体を……奪ってやる)


闇が神殿から飛び降り、ピットに近づく。
ピットはあわてて弓を分割し、双剣にする。いつでも、攻撃できるように。


(……させない)


闇が、すぐピットに向かっていく。


「うわぁっ!?」


刹那、ピットが倒れこんだ。




「ピット隊長ー……あれっ」


アイシャが、倒れているピットを見つける。
アイシャはあわててピットに駆け寄った。


「ピット隊長っ、どうしたんですか! こんなとこで寝たら風邪ひきますよぉ!」


ピットの身体をゆするアイシャ。
するとピットが、目を覚ました。


「……」
「よかったぁ。ピット隊長、いくら雲が気持ちいいからって寝たらだめですよ。神弓、落ちてましたよ」


アイシャが、神弓をピットに手渡した。ピットが神弓を受け取る。

その瞬間だった。
アイシャが、いきなり吹っ飛ばされる。


うあっ!! い、いたいっ……」


アイシャの手からひじにかけて、大きな切り傷がある。
ぽたぽたと、血が滴り落ちる。


「ピット隊長……っ、じゃ、ない……!?」


アイシャの前に立っていたのは、アイシャの知るピットではなかった。

羽も、服も、黒くなっている。青かった瞳も、血のような赤になっていた。

血のついた神弓を、ぺろりとなめるピット。


「あぁ……おれは、お前の知ってる『ピット隊長』じゃないな。
もう、そいつはいねぇよ。この身体は、おれのものだからな。ハハッ」


ピットが、笑いながら言う。
アイシャは、驚きを隠せなかった。


「そんな……嘘でしょっ、ピット隊長っ!?」

「うるせぇな、お前……ちょうどこいつの力を試してみたかったし、お前から殺ろうか?」


ピットが、手にした神弓をアイシャの喉元に突きつける。
アイシャは震え、目からは涙がこぼれている。


「いや……隊長、ピット隊長っ……」

「だから、呼んでも戻ってこねぇって。わかってるくせに、無駄な足掻きだな。
まぁ、いいよ。すぐに殺してやるからさ……お前の好きな、『ピット隊長』が」

「い、いやぁッ!!」


アイシャが、ピットを押した。後ろに倒れてしまうピット。


「ちぃっ」

「隊長、戻ってきてよぉ……っ!」


泣きながら言うアイシャ。その手には、弓が握られていた。
ゆっくりと、アイシャの指が弓の弦に触れようとする。


「そんなこといっても無駄だ……つっ!?」


アイシャが、弦をはじく。ポーン、と琴のような音が響いた。
その瞬間、ピットの表情が苦痛にゆがむ。


「な、何だ……ッ」

「この音はっ……邪気をはらう力があるの……ピット隊長っ、お願い、もどってぇ……!」


また、弦をはじくアイシャ。音が響き渡る。
再び、ピットの表情がゆがんだ。


「や……やめろッ!! いい加減にっ……しろぉぉッ!!」

「やめない! ピット隊長が、元に戻ってくれるま……でっ……」


アイシャは何度も、弦をはじく。
弦が鳴るたび、ピットに……闇に、ダメージが与えられていた。

ピットは、よろめきながらも神弓を握る。そして、思い切り振り上げる。


「し……死ねぇぇッ!!」

「!!」


ポーン!


ひときわ大きな、音が響く。
音がなったとたん、ピットは目を見開き、倒れてしまう。


「……ピット……隊……ちょ、う……」


アイシャが、目に涙を浮かべてピットの名を呼ぶ。
しかし、ピットは目を覚まさない。気絶したようだ。


「パルテナ、様……呼ばなきゃ」


傷を抑えながら、アイシャが走る。




アイシャがパルテナを呼びにいったあと、パルテナはピットに根付いた闇を払おうとしたが、できなかった。
闇はピットの心深くまでのっとっており、闇だけを消すことができなかった。

闇は、封印された。

闇の力が強くなることがない限り、封印を解くことはできない。


皆、そう思っていた。


そこに、ピットがスマッシュブラザーズへの招待状が届いた。
ピットは、それを受け入れてスマブラ邸に向かった。

そこで、ピットは美代と出会った。

美代を、気にしていた。

しかし、それはピットだけではなかった。

周りの者も、美代を気にしていたのだ。


「かわいいね、あのみよって娘」

「え、マルスそう思ってるの!?」

「あ、俺も同意」

「りっ、リンクもー!? え、えっと、アイクは……」

「まぁ……好きではない、といったら嘘になるだろうな」

「えぇぇ!? 3人も、みよを……」


ピットは、マルスたちと自分じゃかなわないだろうと思った。
悔しい、負けたくないという感情がこみ上げてきた。


それが、封印を解く鍵となっていた。


―お前、あいつが好きなのか―


「……?」

「さて、みよともっと話してこようかー」

「ん? ピット、どうした」

「……今、何か聞こえた」

「そうか? 特に何も聞こえなかったが……空耳じゃないか?」


アイクが言うが、ピットには空耳とは思えなかった。
確かに、聞こえた。けど、まるで自分の中からのような気がした……


―まぁ、それはおれも同じだな。お前、思ってるんだろ? あいつらが邪魔だって―


「お……思ってなんか……ッ」

「ピット、行っちゃうぞ~?」

「い、今行くよ……痛ッ!?」


いきなり、ピットを激しい頭痛が襲う。ピットは、立っていられなくなり、頭を抱え座り込んでしまう。
それを見たリンクたちが、あわててピットに駆け寄る。


―自分じゃできない、とでも思ってんだろう? 確かに、お前ずっとあいつらに負けてたもんな―


「何で、それをっ……!?」

「ピット、どうしたの!?」

「アイク、マリオ呼んでくれないか!? あいつ医者もできるから」

「わ、わかった」



―お前の代わりに……殺してやるよ―



「ひっ……う……うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」



ピットが叫ぶ。
それと同時に、閃光と爆風。
すぐにやんだが、廊下は煙がいっぱいだった。


「これは!?」

「何が起こって……だっ!!」


いきなり、リンクが吹き飛ばされる。


「り、リンク!?」

「マルス、リンクッ……なっ!?」


リンクたちの視線の先にいたのは、ピットだった。

黒い羽、黒い服、赤い瞳。


「久しぶりのお出ましだ……さ、誰から殺ってやろうか?」



黒き天使が、再び降臨す。






あとがき

サマエル誕生秘話なり。
いやぁ、調子に乗ったらかなり長くなりましたわ;
アイシャは我が家のオリキャラで、6天使話に出ているキャラです。活発な女の子で、ピット隊長を尊敬しています。
ちなみにこれを書いていたときハァハァ言いながら書いてました。俺自重ww ヘンタイすぐるwwww
ちゃんと書けたから満足です。へたっぴなのにかわりはないですが。

ちなみに、その後。



「久しぶりのお出ましだ……さ、誰から殺ってやろうか?」

「く、黒いピット……?」(マルス)

「な、なんだあれは……」(アイク)

「まぁとりあえず、そこの緑のやつからかな……さっさと死んでもらうか」

「!! リンクッ!!」(マルス)


「……チビバカアホマヌケガキ」


「……」

「あ、ピットの動きが止まった」(マルス)

「あ、なんか羽やら服やらが白くなった」(アイク)

「……もっと言ってやろうか」(リンク)

「なっ……なんだよぅ~~! チビとかバカとかぁ! 僕、リンクが思うほどガキじゃないしっ!!」 (ピット 元に戻りました)



精神的なダメージを与えると元に戻りますw
ついでにオリ天使、アイシャちゃんの絵↓
アイシャちゃん
20:39  |  スマブラ邸LIFE語り  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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